1月に入ると、風の谷幼稚園では風組(年長児)が竹馬に挑戦する姿が見られます。
竹馬はまだ始まったばかりですが、早く歩けるようになりたい!との一心で、時間があれば果敢に挑む子どもたちです。
この竹馬。
実は新年になってすぐ、子どもたちのお父さん(中にはお母さんも)たちが作ってくれたものなのです。
この日はみぞれも降った寒い日。お父さん・お母さんたちは手がかじかむ中、力を込めて針金を巻きつけます。固く頑丈に、子どもたちが乗っても壊れないように。
頑丈に出来上がった竹馬を持って、中庭に集まってくるお父さん・お母さんたち。今から実際に乗ってみるのです。
乗れるようになってくると、次は二組に分かれて対決です。
両端からそれぞれ出発、出会ったところで竹馬でじゃんけんぽん!
バランスを崩して落ちるしかないお父さんたち。
その度に笑いの渦が巻き起こります。
最後は竹馬をデッキに並べ名前を記入します。
自分の竹馬を見つけた時の、子どもたちの顔が楽しみです。
作る事はもちろん、最近では竹馬に乗った事のない大人が増えています。
そんな中の、貴重な竹馬体験。
子どもと同じ遊びを楽しむ事で、その経験を家族で共有し、また次に受け継がれていくことに繋がって行くのでしょう。