5月に刈り取ったキンちゃんの毛で、風組(年長児)がポシェットを作ります。
子どもたちが毛を洗い、先生たちが染めました。
ゴミがついていたり、ほぐれていなかったりするので、風組のお母さんたちがカーダーがけをします。
ブラシも使いフワフワに仕上げます。
お母さんと一緒に糸を紡ぎます。親子の優しい時間が流れます。
「こうやって毛糸になるんだね~」と驚く子どもたち。そっと扱わないと細くなりすぎたり、ちぎれたり・・・。
親子で息を合わせ、きれいな毛糸が出来上がりました。
最後は、手作りの織り機を使い一人ひとりがポシェットを編み上げます。一本の毛糸からだんだんと形に仕上げます。
肩紐は、毛糸を三つ編みにして子どもたちが作ります。
最初は、三つ編みの仕方も知らなかった子どもたち。ミサンガやはちまきをたくさん作り、上手に出来るようになりました。
世界に一つしかない“自分だけの”ポシェットを作り上げました。
子どもたちは、いくつもの工程を経て出来上がるポシェットから、手先を巧みに使うことや、もの作りの楽しさを学びます。
28. 「5歳児に刃物」は危険?
去年の風組が作った“かるた”を楽しんだ後、今度は自分たちの“風2組かるた”注を作ります。風2組ならではのかるたができあがるといいなぁと、今からわくわくしている担任…