風組(年長児)が最初に行く遠足は、たけのこ掘りです。
遠足の前にたけのこの絵本を読み、土の中の様子や、地下茎から生える芽が成長することで地上へ頭が出てくる過程などを学んでいました。
たけのこ掘りでは、地下茎近くの赤いプチプチがある根の部分まで掘るように先生から話がありました。
そして楽しみにしていた当日。いつもお世話になっている共働学舎さんのバスに乗り、竹林へ向かいます。
到着し、まずお世話になる市川さんにご挨拶。
シャベルを持って、早速掘っていくことに。
今年はたけのこの出があまり良くないとのこと、それは2月と8月に雨が降らなかったのが原因だとか。
それでもたけのこを素早く見つけては掘っていく子どもたちです。
地下茎が見え、赤いプチプチが見えるまで掘り進めると「大人の人手伝ってー!」と子どもたち。子どもたちの力では根は固くて切れないため先生や大人が大きいシャベルで「ザクッ」と切っていきます。
次々とたけのこを運んでくる子どもたち。
あっという間に持ってきた4つのコンテナがたけのこでいっぱいになりました。
たけのこ掘りを終えた後、近くの汁守神社で弁当を食べる予定でしたが、この日はあいにくの雨で断念。
園に戻ることにしました。
神社に行けなくて残念がる子どもたちでしたが、バスを待っている間、雨がやみますようにと願いを込めて皆で“空を見上げて”や“虹の向こうに”を歌ったりして、突然の雨も楽しんでいる様子でした。
降園時、たけのこを持って「これ自分で掘ったんだよー!」と嬉しそうに母に渡す子どもたち。
それぞれの家庭で美味しいたけのこ料理が食卓に並んだことでしょう。
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新年度を迎えて間もなく、“風組集会”が行われました。歌を歌ったり、風組(年長児)が主体となる行事がある時の話し合いなどを行う会です。新しい花組(年少児)を迎えるに…