11月から始まった「たてわり活動」。
花・鳥・風組(年少・年中・年長児)で19~20人程度のグループを作り、遊びなどの活動を通して子どもたちの関係を広げていきます。
3学期最初のたてわり活動の日。
中庭に集まりグループ発表を聞く子どもたち。2学期とは違う新たな顔ぶれでのスタートです!
グループが決まると花組(年少児)を教室へ連れて行ったり、椅子をデッキに運び出したりと、テキパキと動く風組(年長児)の子どもたち。
そんな風組を見て鳥組(年中児)、花組の子どもたちも張り切って手伝います。
教室が片付いた後は自己紹介。
名前と自分のマーク、好きな食べ物、乗り物などを教え合います。
一生懸命時間をかけて考える花組の子、好きな電車の名前を言い出したら止まらなくなる風組の子…初めぎこちない様子だった子どもたちも、マークや好きな食べ物が同じだと分かると、それが嬉しくて緊張もほぐれていきます。
さらに全員で輪になり「なべなべそこぬけ」「ひっつき虫」などの遊びを通して触れ合うちに、すっかり打ち解け笑顔になっている子どもたちなのでした。
たくさん遊んだ後は、さらにお楽しみが待っていました!
干したするめと、それを一晩水で戻したするめ2種類を七輪で炙って食べます。
網の上にのせると踊りだすするめに目を丸くする花組の子どもたち。
「よく噛むと味が出るよ!」と教える風組。
次々とおかわりに手が伸びます。
初めて口にする子どもも多く、その匂い、歯ごたえを存分に楽しみました。
翌日からは「手回しこま」「パッチンガエル」「坊主めくり」「ゴム跳び」等、様々な遊びを経験していきます。
2学期のたてわり活動は先生主導でしたが、3学期になると風組(年長児)が中心となって進めていきます。
遊びの準備、運営、その結果についての反省と改善策。
それらすべてを風組の子どもたちが担い、知恵を絞って対応していきます。
たてわりグループでお弁当を食べるなど一緒に過ごす時間も長くなり、一層関係も深まっていくことでしょう。