今年は例年よりも2週間ほど早く5月20日に『梅もぎ』が行われました。
どの木も枝がしなるほど沢山の実がついていました。
梅畑にはじめに足を踏み入れたのは花組(年少児)。
自分の手で枝からもいでいきます。
その後鳥組(年中児)、風組(年長児)が続々と畑にやって来ました。
枝の上の方になった実は、先生が棒で枝を叩きます。すると丸々とした大きな実と、昨晩降った雨粒が一緒に落ちてきます。
それでもめげずに手持ちのかごいっぱいに拾い集めていました。
鳥組、風組は木に登ってもぎ、そのもいだ梅を仲間に手渡ししきます。
今年は豊作だったため、たくさんの梅をもぎ、そして拾い集めた子どもたち。
幼稚園に戻って、早速梅ジュース作りです。
どの教室からも「美味しくなーれ」という声が聞こえてきました。
梅ジュースが飲める日を心待ちにする子どもたちです。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…