フロンターレのグラウンドにやってきた風組(年長児)の子どもたちに、先生から提案がありました。
「リレーって知ってる? やってみたいと思わない?」
「やってみたい!」
「班でやるんだよね?!」
「棒みたいなのを渡すんだよね?」
口々に答える子どもたち。
みんな去年の風組のリレーを覚えているのです。
ですが、具体的にどうするかまではわかりません。そこでまず班ごとに分かれ、リレーについて話し合いをします。
その結果、「棒=バトン」は班のリーダーの帽子にすることにしました。
次はコース決めです。
「どこを走ればいい?」
「丸いコースを作ればいいんだよね?」
子どもたちは持っていたとび縄を1本1本繋げ、大きなコースを作り始めました。初めはコーナーが四角になったり、途中に分かれ道が出来たりしていましたが、次第に丸く繋がり立派なコースが完成しました!
帽子のバトンに縄のコース。これが子どもたちによる「自分たちのリレー」作りの始まりです。さぁ、ここからどのように変化していくのでしょうか。
24. ルールをつくる理由って何だろう?
「リレーって知ってる?」「知ってる、知ってる!」「棒を持って走って、次の人に渡していくの」「それは棒じゃなくて、バトンって言うんだよ」「そう、それだね・・・…