子どもたちが飛び縄を使って作ったコース。
早速試しに走ってみます。
勢いよく走ってくる4人の走者。
しかし、バトン代わりの帽子を受け取り逆走した子も。
そんな時でもすぐに子どもたちから
「そっちじゃないよ!!」
「反対だよ!!」
と、声が上がります。
次々に走り終わる子どもたち。
ところが、コースやその周辺には走り終わった子どもたちが広がり
ごちゃごちゃ…誰が走って、誰が走っていないかわかりません。
どうすればわかりやすくなるか再度知恵を出し合う子どもたち。
「走り終わったら順番に座ればいいんじゃない?」
「じゃまにならないように走り終わったらこっち側(コース内側)に入れば?」
「みんな走り終わったら最後に班のリーダーが手を挙げて知らせるってのは?」
早速やってみた子どもたち。
「やったー!!1番だぁ!!」
「あーあ、4番だった。」
終わった人から順に座ってリーダーが合図をするということで勝敗も一目瞭然です。さっきよりも随分走りやすくなったことを実感した子どもたちなのでした。
これで「自分たちで作るリレー」が完成したと思った矢先、ある問題が浮上しました。 →つづく
24. ルールをつくる理由って何だろう?
「リレーって知ってる?」「知ってる、知ってる!」「棒を持って走って、次の人に渡していくの」「それは棒じゃなくて、バトンって言うんだよ」「そう、それだね・・・…