今回先生が各班の色である4色のバトンを用意してくれました。
「それそれ!」と子どもたちはバトンを手に、早速走ってみました。
「走ってみて困ったことあった?」と先生。
「あったよ!」
「バトンは投げちゃだめだよ!危ないし、落としたら遅くなるよ」と子どもたち。
というのは、バトンを渡すときに投げた子がいたのです。
バトンは仲間とリレーをつなぐ大事なもの。
早く渡すためには投げないことにしよう、とみんなで決めました。
そして、もう1度走ってみます。
今度は、子どもたちはバトンの渡し方に気持ちが集中して、前回よりスピードが
落ちていることに先生は気づきます。
「走り抜けるように渡すんだ!」と気づいた子どもが声をあげます。
風組のリレーは、こうして自分たちで考えて作り上げていくものなのです。
24. ルールをつくる理由って何だろう?
「リレーって知ってる?」「知ってる、知ってる!」「棒を持って走って、次の人に渡していくの」「それは棒じゃなくて、バトンって言うんだよ」「そう、それだね・・・…