5月2日の「子どもの日集会」で皆で食べる蓬きな粉餅。
その蓬餅のために、例年風組(年長児)と鳥組(年中児)が一緒に摘んで集めますが、今年はよもぎが少ないこともあり、風組は黒川まで足を伸ばし、鳥組は園周辺でよもぎ摘みです。
先生はまず子どもたちによもぎを見せ、
「裏が白いものがよもぎだよ」
「茎は入れないようにするんだよ」
「新芽を摘むんだよ」
と説明し、いよいよよもぎ摘み開始です。
先生の説明通り、硬い茎や他の葉などが入らないように本当に丁寧に摘んでいた子どもたち。その丁寧な仕事ぶりに驚かされました。
風組はたけのこ掘りをさせて頂いた方の畑で、よもぎ摘みをしました。子どもたちが取りやすい様にと、伸びた雑草の草刈りまでしてくださり、風の谷幼稚園の活動はみなさんに支えて頂いている事を改めて感じました。本当にありがたい事です。
3. 幼児期の食生活と大人の責任
設立当初700坪だった風の谷幼稚園の敷地面積は現在4000坪にも及ぶ。これは校舎建設時の借金を返済しながらも、園長が「10年間無給」を貫き、寄付や父母の協力によって毎…