この日は風組(年長児)の1月の誕生会でした。
今月の献立は「お好み焼き」です。
朝から調理室にはトントントンとキャベツの千切りをする音が鳴り響いていました。毎月、風組の誕生会では調理活動が行われます。お母さんたちがお好み焼きの具材を準備し、子どもたちは混ぜたり、焼いたりという作業をしていきます。
具材はキャベツ、ネギ、豚肉、天かす、桜エビです。
準備が整ったところで、先生から手順や注意点の説明があり、お好み焼き作り開始です。例年、お好み焼きは屋外に机を出し、そこにホットプレートを置いて青空の下で焼くのですが、この日は数十年に一度の大寒波が到来しており、教室での活動となりました。
まずは、子どもたちが卵を割って溶いていきます。
次に、小麦粉と卵、だし汁、長芋をさっくりと混ぜていきます。
生地ができたら、一人一人お椀に好きな具材を入れ、お母さんに生地を入れてもらい混ぜ、焼いていきます。
ホットプレートにタネを全部入れ、じっくりと焼けるのを待っていると、教室の中にいい香りが広がっていきます。班ごと具材に特徴があり、どれもとても美味しそうです。
ちょうど良い焼け具合となり、ひっくり返します。
綺麗にひっくり返ると歓声が湧き、笑顔いっぱいです。ヘラでぎゅーっと押さえたい気持ちをグッと堪えて焼きあがるのを待ちます。
次々とお好み焼きが焼きあがる中、手が空いている子どもたちはすぐに食べ始められるように机の上を綺麗に片付けていきます。
最後に余った具材を全て生地と混ぜ、お母さんがホットプレートいっぱいの特大お好み焼きを作ります。
見事綺麗にひっくり返ると教室中に大歓声が上がり、子どもたちも大喜びでした。
机の上に美味しそうなお好み焼きが並びました。
ソース、青のり、鰹節、マヨネーズを自分の好きなようにかけていきます。
お皿に山盛りになっていたお好み焼きもあっという間になくなり、口の周りに青のりやソースをつけた子どもたちの満足そうな笑顔が溢れていました。