食を通して身につける~すいかの種飛ばし~

毎年夏休みを迎える前に、子どもたちが大好きなすいかを食べます。

凍ったペットボトルを入れて冷たく冷やしていました。


この日は花組(年少児)と鳥組(年中児)が一つのすいかを分け合います。
大きなすいかを先生が半分に切るのを子どもたちは真剣に見入っていました。

大きなすいか!美味しそうだね!
すいかを切るときの「サクッ」という音に耳を澄ませます。

先生が子どもたちの分を切り分け、皆にいき渡ったところで頂きます!


「甘いねー!」「冷たくて美味しい!」と夢中で食べていると、先生が「今から種を飛ばしてみるからどこまで飛ぶか見ててね。いくよー、いちにのさん!」とデッキの外に向けてプッと種を飛ばして見せます。

勢いよく遠くまで飛んでいきました。

「皆もどこまで飛ばせるかやってごらん。」と先生。「自分たちもやってみる!」と次々に飛ばし始めた子どもたち。

「先生見てー!すごい飛んだよー!」
あれ?どこかにいっちゃった。

ただすいかを食べて種を飛ばして遊んでいる訳ではなく、『口の中で種を選り分ける』ということが出来るように行っています。

花組は口の中の種を手で出して、バットに入れていきました。

種があって面倒だから食べたくない、魚は骨があるから全部取ってもらわないと食べられない等を理由に子どもたちが食から遠ざかることがないよう、自分の口で選り分けていけば食べられる、種や骨は出せばいいんだということを身につけていきます。

美味しいね!
こんなに綺麗に食べたよ!

甘くて美味しいすいかの味に大満足の子どもたち。すいかの種飛ばしも、子どもたちにとって夏の思い出になることでしょう。

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