電車ごっこを始めた風組(年長児)の子どもたち。
「花組(年少児)と鳥組(年中児)も乗せてあげたい!」という思いから準備を始めましたが、やっていくうちに様々な問題が出てきました。
そこで本物の駅ではどんな仕事をしているのか、見に行くことにしました。
当日の朝、登園してきた子どもたちは、切符を買うためのお金が入ったお財布を大事そうに首から提げています。
いつもの遠足とはちょっと違う緊張感と期待感に胸を膨らませながら、いざ出発!
栗平駅まで歩き、
自分で切符を買い、小田急線唐木田駅を目指します。
ホームでは電車の到着を知らせるアナウンスに注目し、内容を意識して聞いていた子どもたち。
電車に乗ってからも「まもなく黒川~黒川~」「お出口は左側です」などの車内アナウンスに熱心に耳を傾けていました。
唐木田駅に到着し、駅員さんに挨拶をしたらいよいよ駅見学です。
普段見ることが出来ない券売機の裏側や、改札機の中を見せていただき、その仕組みを教えてもらいました。
駅員さんの説明を真剣に聞く子どもたち。
駅の仕組みが分かったら、次は電車が出発するまでの流れを見学します。
電車の到着を待つ間も、電車ごっこをする時にブザーの代わりに何を使ったらいいか意見を出し合ったり、「駅員さんはどんな仕事をしているのですか?」「運転手さんはどうやって電車を動かしているのですか?」と熱心に質問をする子どもたち。
駅員さんが「信号・駅員・車掌・運転手」の連携を分かりやすく教えてくれました。
そして電車がホームに到着してから出発するまでの一連の動きを実際に見せてもらいました。
赤い旗の持ち方、合図ごとの意味などを丁寧に教えてもらうと「これも電車ごっこでやってみよう」と目を輝かせる子どもたちでした。
見学が終わると、最後にもう一度質問タイム。
駅員さんが被っている帽子は役職ごとに線の色が違うことを教えてもらい、「帽子も作りたいね」と話していました。
電車が運行する流れ、それぞれの役割が分かった駅見学。
帰りの電車の中では電車ごっこに必要な道具や、何を作ったらいいか、などを早速話し合う姿がありました。
今回の経験が電車ごっこにどのように生かされていくのか、楽しみです!