9月の多摩動物公園見学遠足から始まった総合活動「どうぶつ」
花組(年少児)は大きなキリンやぞうを描き、滑り台になる子象を完成させました。
鳥組(年中児)は初めての共同作業で創った動物たちに名前を付けて完成させ、
さらにチンパンジーと人間とどちらが賢いか?という知恵比べの実験を楽しんでいました。
そして風組(年長児)。
動物の生態や絶滅危惧種にまで関心を広げる一方で、動物園作りをすすめてきました。
畜舎作りに柵作り。園で集めた材料に加え家から持ち寄った材料を駆使し、のこぎり、錐、かなづち、と道具を使って形にしてきました。
作りたいもののイメージを共有して仲間と具体化していく作業を3週間続けてきての完成形です。
花組、鳥組を招待して「動物園の案内」をする語り口調には自信がみなぎっていました。
2017/10/10発行 風の谷通信No.41より
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