5月も終わりに近づき、暑い日がだいぶ多くなってきた頃、毎年恒例の羊のきんちゃんの『毛がり』が行われました。
全学年が中庭に集合し、きんちゃんの毛刈りの開始です。作業は、毎年お世話になっている島田動物園(きんちゃんの生まれ故郷)園長の島田さんです。
島田さんから羊の毛は生え変わることが無いため、きんちゃんの健康のためにも毛刈りをするんだという説明があり、いよいよみんなが集まっている中庭にきんちゃんが登場しました。
島田さんはきんちゃんを軽々と横にし、後ろ足からバリカンを入れていきます。
最後に顔の周りの毛を刈って、毛刈り終了です。
島田さんは今年もきんちゃんの良質な羊毛の状態、お尻の肉付きなどから大切にされて、健康に過ごすことができていたようだと説明してくれました。
刈り取った毛は、鳥組の時からお世話をしていた風組がフェルトボールやポシェットにしていきます。
毛刈りが終わったきんちゃんは小屋に戻り、食事です。
ヤギのようになったきんちゃん。これで暑い夏も無事、涼しく元気に過ごせそうです。
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