5月2日、子どもたちが楽しみにしていた『子どもの日集会』が行われました。祝日だったこともあり、卒園した小学生も来ていました。そこで、風組(年長児)のクラスに入り、助っ人として力を貸してもらうことにしました。
子どもの日集会では、『鯉のぼりくぐり』というものがあります。
風組がデザインし、色づけした全長約4.5メートルの鯉のぼりを風組が持ち、花組(年少児)・鳥組(年中児)にくぐらせるのです。
教室では、鯉のぼりの持ち方についてみんなで確認をしていました。
・鯉のぼりはピンと張った方が良いこと
・くぐっている人の頭を外側から触るとびっくりするから、触らないようにすること
・鯉のぼりをすぐそばで持つと、中の人が持っている人の足に当たってくぐりにくいから、手をピンと伸ばして持つといいこと(こちらは小学生からの発言でした。昔、自分たちがやっていたことを覚えていたようです。)
確認が終わると、皆中庭に集まります。この日は、麻生区にある金井原苑の方々も見に来てくださいました。
まず、先生が『鯉のぼりのいわれ』について話した後、
風組の代表者から『鯉のぼりくぐり』をするにあたっての話がありました。
・風組が鯉のぼりを作ったよ。
・鯉のぼりは滑り台前と中庭に分かれてくぐらせてあげるね。
・鯉のぼりをくぐる時は、上靴は脱いでね。
・鯉のぼりは口から入ってしっぽから出られるよ。
・鯉のぼりの中はきれいだよ。
・鯉のぼりをくぐるのが怖かったら風組が一緒にくぐってあげるからね。
・鯉のぼりをくぐり終わったら滑り台の上に泳がせるからね。
・これから風組が作った鯉のぼりを見せてあげるからね。
鯉のぼりを披露した後は、いよいよ鯉のぼりをくぐります。
「きれいだった!」「おもしろい、もう一回やる!」そんな声が聞こえてきます。
風組と小学生たちのおかげで大いに盛り上がった後、鯉のぼりを掲げ空を見上げながら皆で『こいのぼり』『甍の波』『せいくらべ』を歌いました。
歌の後は、みんなが楽しみにしていたよもぎきな粉餅を食べました。
卒園した子どもたちは、『やっぱり美味しい』と思い出に浸りながら食べていました。
鳥・風組の子どもたちで摘んだ、よもぎで作ったきな粉餅。きっと、格別な味だったことでしょう。